東海道・山陽新幹線コラム 

大規模改修の時期は? 

東海道新幹線は設備老朽化が進み、2018年~2027年の間に大規模改修を予定している。
改修するにあたり、一部区間については0時~6時の間での作業が困難な箇所もあり、数日間の運休も予定しとる区間もあるようだ。
ただ単に改修するのではなく、都心部等で用地確保困難な場所以外は曲線の緩和や軌道間隔の拡張など時代に見合った超高速規格への更新も望みたい。 構造も
☆L字防音壁の採用
☆軌道のラダー軌道化
☆軌道中心間隔現行4.2m→4.5m
☆用地確保困難な地区を除き最小曲線半径2500m→5500m
にしてはどうか。

東京~品川 

東京のど真ん中を行く区間ともあって規格外曲線は止むを得ない。特に新橋付近は止むを得ない場合の最小限度ぎりぎりの曲線も存在する。
並行する在来線の高架橋も老朽化しているため、
☆有楽町・新橋駅部の二層高架化
☆(プライバシー対策兼ね)シェルターを設置して騒音を防ぐ
将来的には東京駅での東北新幹線との直通実現も願いたい。として、
☆現14・15・22・23番線を50Hz/60Hz両用ホームにする
現在では両社の企業体質に問題。全国ネットの企業が地域でサービス格差出るのも問題やで、持ち株会社設立やグループ再編で直通実現してもらいたいものだ。

品川~新横浜 

線形が整っていて住宅街ながらある程度の速度は出せる区間だが、武蔵小杉付近の急曲線がネックになっている。並行する横須賀線も人口密集地帯を行きながら西大井~武蔵小杉間駅が一つもない。新幹線で用地を取られ設置できないという事か? 事業費膨らむかもしれないが、八ツ山トンネルから川崎市中原区苅宿付近までトンネルにしてはどうか?
地図で見ると大倉山トンネル内がS字クランクになっているようにも見えるが、土質に問題なければここも改善してはどうか?

新横浜~小田原 

リニアの計画もあり、線形変えて直線にしても短縮効果はあまり見込めないと思うので、半径2500m曲線等整備新幹線では規格外に該当する曲線の緩和ぐらいでいいと見る。

小田原~熱海 

技術が乏しい時代に建設された関係か?かなりジグザグ感がある。
山の中とあって、長大トンネルで直線化してはどうか?
ネックになるのが、熱海駅での待避線なしと規格外曲線。規格外曲線は止むを得ないとして、乗継コンコースの一部を在来線ホーム上へ設置し、待避線設置できる構造に更新してはどうか?

熱海~静岡 

整備新幹線で規格外曲線に該当する曲線の新規格更新以外は経路変更への効果ないものと見る。
三島駅東側や静岡市内等線形改良が無理な箇所も存在する。
騒音がネックになる静岡市内はシェルター設置してはどうか。

静岡~掛川 

安倍川駅付近で海側に富士山が見えるとして名所になっているが、迂回路を行くような線形の悪い区間。掛川駅東側にも何かを避けるような曲線が存在する。
静岡市駿河区丸子新田付近から焼津市柳新屋付近は新日本平トンネルで短絡、掛川駅東側も改善してはどうか。

掛川~名古屋 

浜松市内と名古屋市内を除き整備新幹線で規格外曲線に該当する曲線の新規格への更新以外は改善効果ないと見る。特に坂野坂トンネル~名古屋市緑区桶狭間付近は米原~京都間同様連続で高速運転が可能な区間。
騒音がネックになる住宅街にはシェルター設置、笠寺駅~名古屋市熱田区千年付近は計画中止になった南方貨物線跡地を活用して軌道間隔に余裕もたせてはどうか?

名古屋~岐阜羽島 

大都市圏とはいえ住宅街を外れて田畑や空き地の多い区間を行くが、かなり曲がりくねっている。ここも経路変更でかなりの区間短縮できないだろうか。
<案1>
清須市助七付近~稲沢市北島付近短絡、稲沢市平野町付近から岐阜羽島駅まで直線化する。
<案2>
清洲駅~一宮市蓮池付近を短絡して木曽川橋梁は使いまわす。但し、稲沢市国府宮付近を避けられないため大量の民家移転を伴う可能性あり。

岐阜羽島~米原 

東北・上越・長野新幹線と違って雪害対策が乏しく、冬季は遅延問題を抱える区間。
多少急勾配が入っても現在の車両であれば多少の事は問題ないだろうし、ドイツのICEでは40‰勾配を300km/hで走破可能な車両も存在する。
この区間は豪雪地帯の新幹線同様貯雪構造へ更新とともに、大垣市十六町付近~関が原トンネルの直線化も望みたいとこだ。

米原~新大阪 

大阪市東淀川区内で阪急が事業廃止した区間の用地転用して距離短縮できないかとも思うが、整備新幹線で規格外曲線に該当する曲線の新規格への更新以外は改善効果ないと見る。
滋賀県内は関が原付近同様雪害対策要。